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「男三人うどん」

先週の日曜日に行ったロケ中のお昼ごはん。

主演男優は肉を食べない。

助監督は、ほとんどの野菜が食べられない。

前回のロケ炊き出しメニュー「豚汁」の時には、二人並んで肉と野菜を仲良く交換しながら食べていた。

そんな二人を連れてどこで昼食をとろうか?

と、やってきたのは純手打ちで有名なうどん屋さん。

◎きつねぶっかけ(池田家)

主演男優と助監督は、きつねうどん。

僕は、きつねぶっかけを注文。

久しぶりに味わったけど、やっぱりこのお店の麺はコシが絶妙。きつねと出汁も、とてもまろやかだった。

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theme : 食べ歩き
genre : ブログ

「怪獣&妖怪イヤー」

1968年(S43)

対ギャオス戦で、すっかりガメラに心を奪われた銀幕少年は、その翌年、期待をふくらませて『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』を観ようと映画館に足を運んだ。
ginmaku2.jpg
※写真は南村喬之氏の画集『咆哮のの世紀』(朝日ソノラマ)より。

ところで、銀幕少年が小学一年生になった年とはどんな世の中だったのだろうか。前回と同じく、さかのぼって調べてみると。

歌謡界ではピンキーとキラーズの『恋の季節』や『ブルーライト・ヨコハマ』が流行(ちなみに恋の季節は銀幕少年が初めてお小遣いで買ったシングルレコードである)。

テレビでは『巨人の星』『ゲゲゲの鬼太郎』『キャプテンスカーレット』『肝っ玉母さん』、ドラマ版『男はつらいよ』などが放送されていた。

公開された映画を調べてみると『2001年宇宙の旅』『猿の惑星』という名作SF作品が同じ年の公開だったことも分かった。

ケネディ暗殺三億円事件、エンタープライズ闘争、川端康成ノーベル文学賞受賞などビッグニュースも多い一年だったようだ。


そんな年に新品のランドセルを背負った銀幕少年は、ガメラ対バイラスを映し出す銀幕に釘付けになっていた。

まずボール形のバイラス宇宙船に高揚した。黄色と黒のストライプデザイン。「なんてかっこいい宇宙船だ」とその斬新さは鳥肌ものだった。

加えて、ギャオスよりさらに子ども目線の作風だったので、主人公、正夫とジムの冒険劇に感情移入の度合いも強まった。

二人がボーイスカウトという設定も子供心を振るわせ、映画鑑賞後、しばらくボーイスカウトに憧れを抱くが、低学年はカブスカウトとにしか入団できないことを知ってあきらめた。

さて、ここからが本題だ。子どもの心が通じる正義の味方ガメラに心酔する一方、同時上映の時代劇『妖怪百物語』に心を打ちのめされたような恐怖とショックを受けてしまったのである。

「怖い」と思っても「これを観なければガメラに会えない」…そんな葛藤を覚えながら観続けた記念すべき作品だ。

高学年の子は『ゲゲゲの鬼太郎』などで多少免疫があったかもしれないが、長男だった銀幕少年は妖怪の情報がほとんど収集できておらず、大好きなガメラ様のおかげで未知の妖怪ワールドの洗礼をうけることとなったのである。
ginnmaku3.jpg

生まれて初めてガメラに会うために劇場に連れ添った幼少の弟はもちろん免疫ゼロ。ろくろ首にノックアウトされて、客席のすき間に身を隠してしまうという恐怖原体験を味わうことになった。

銀幕少年は、恐怖心と戦いながらも、油すましや、からかさなど正義感や愛嬌をそなえた妖怪もいることを知った。最後には悪い役人をやっつけてしまた妖怪たちの抜群のチームワークに感動。

百鬼夜行のエンディングを幻想的なラストシーンとして脳裏に焼きつけた。

同じ年の暮れ、銀幕少年は再び大映直営館の座席に座っていた。ガメラ映画ではなく『妖怪大戦争』を鑑賞するのが目的だった。

強敵、西洋の妖怪を迎え打つ日本の妖怪たちの素晴らしいチームワークにワクワク。奇想天外かつ痛快な物語を体験した。

しかし、このとき同時上映にまたしても度肝を抜かれる恐怖体験を味わってしまうことになった。それは『蛇娘と白髪魔という薄気味悪い作品。屋敷の天井裏に口が裂けた醜い娘が住んでいるのだ。

それ以来、しばらく天井を見上げると怖くてトホホだった。いま改めてこの作品について調べてみたところ、なんと楳図かずお原作という貴重な作品だったことを知った。

ケネディ大統領候補が暗殺され、日本では白バイ姿の男が三億円を強奪するという大事件が起こった1968年。

7歳の銀幕少年はドキドキハラハラの怪獣&妖怪イヤーを送っていたのだ。

theme : 邦画
genre : 映画

幻想階段


「KEEP OUT」(制作中)
迷路へつながる階段。主人公「男」のファーストシーン。

theme : 邦画
genre : 映画

「昭和の思い出」

「アンタあの娘の何なのさ!」って歌詞が流行っていた頃。

中学生男子はキャロルやディープ・パープルをかっこいいと言い、
女子はベイシティ・ローラーズやチューリップをかっこいいと言っていた。

そんな70年代を象徴するミステリーといえば、UFO、バミューダートライアングル、ネッシーだった。

わが家にもこんな本が眠っていた。1975年発行の徳間ブックス。「果たしてUFOか、磁力の歪みか、それとも…」と気になるコピー。

少年のロマンを駆りたてた当時のベストセラーだ。

この頃、欽ドンのやってみよう、みたいな本も買った気がする。

theme : 気になったモノ
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「怪獣映画デビュー」

1967年(S42)。

この年から幼少期に映画館で鑑賞した映画の記憶がわりと残っている。

僕が小学校に上がる前の年とは、どんな世の中だったのだろうか。

さかのぼって調べてみると『帰ってきたヨッパライ』 『ブルーシャトー』が流行り、『日本のいちばん長い日』や『俺達に明日はない』が公開され、ストーンズは『フラワーズ』を発表した年だった。

この年、僕は少なくとも親に3本の映画を観させてもらっているようだ。

ラインナップは『ドリトル先生の不思議な旅』『怪獣島の決戦ゴジラの息子』『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』。中でも映画原体験として忘れられない一本が『ガメラ対ギャオス』だ。

◎写真は怪獣画の大家、南村喬之氏の画集『咆哮のの世紀』(朝日ソノラマ)より。

映画に胸をときめかせていた銀幕少年がリアルタイムで怪獣映画デビューを飾ったファンタステイク&エキサイティングな作品だ。

少年少女の味方として描かれたガメラや英一少年に感情移入しながらたちまち夢中になった。

まだうっすらとしか知らなかったゴジラのイメージとは違う映像美と世界観に興奮した(ちなみにこの数年後、東宝まつりでゴジラシリーズのリバイバル上映を体験する)。

スクリーンの袖から回転ジェットで現れるガメラ。蒼い炎のなんともいえない美しさにうっとり。空をジェット機のように飛ぶギャオスのかっこいいデザイン性も少年の“男心”をくすぐった。

とりわけて色彩が脳裏にくっきりと焼きついた作品だったと感じている。

ガメラの炎、ギャオスが口から放つ鮮やかな黄色の著音波メス。の流血。朝日をバックにオレンジに点滅するギャオスの三角形ヘッド…。

富士山の火口からギャオスの断末魔光線のエンディング

幼き銀幕少年は、ポップアートのようなサイケな色彩感覚にノックアウトされ映画館を後にした。

帰宅後、銀幕少年はガメラが実在することを信じる“英一少年症候群”を患い、とこどき空を見上げガメラマーチを口ずさむようになった。


theme : 邦画
genre : 映画

サケタウン2


「暴中ハンター☆優」(2012年)
ハンター優「暴走中年討伐完了」の舞台(12番街)

サケタウン1


「暴中ハンター☆優」(2012年公開)
優の追撃はこの路地からスタートした。

theme : 写真ブログ
genre : ブログ

これからはじまった

2012年に発表したこの動画が「煙野映画」のはじまりです。iPad一台で試行錯誤してつくりました。
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暑い真夏に街へ繰り出して4人でロケを敢行。台車を引いて走りました。なつかしい

theme : 動画
genre : ブログ

ハンター優の殺陣

主人公ハンター優を演じる初瀬優さんは1作目でモンハンをちょっぴりパロディ化したファイティングポーズを考えてくれました。

続く2013年4月公開の『暴中ハンター☆優〜エピソード2』では、レンタルビデオ店からいろんな時代劇を借りてきて彼女なりに研究。
ハンター優の殺陣
特に勝新太郎さんの『座頭市』シリーズのスピード感あふれる殺陣アクションを何度も観ながら、低姿勢で回転するハンティングスタイルに挑みました。

3人の暴走中年に取り囲まれ、がに股スタイルで反撃する優…。

女の子にはちょっと酷な格好をさせてしまいましたが、本格的殺陣ができないというリスクを超接近戦という設定にアレンジしてくれた彼女の工夫がいかされたシーンです。

写真は本番前のリハーサルの様子。ちょうど昨年の今ごろでした。寒かったなぁ。

theme : 雑記
genre : ブログ

8ミリカメラ

自主映画をつくろうと思ったきっかけは、この8ミリヴィンテージカメラアプリとの出会いでした。若い頃、高嶺の花だった8ミリカメラの風合いが、わずか170円のアプリで楽しめるのです。

このカメラを使って何か遊びで撮ってみようと、まず刑事ドラマ『太陽のほえろ』のパロディーを考えました。憧れのマカロニ刑事やジーパン刑事をまねて、街中を颯爽と走り抜ける自分の姿を撮影してみたくなったのです。

ちょうどそんなとき、偶然にもタレントの初瀬優さんと出会いました。自主映画の話をしたところ快く協力してくれることになりました。
8mmカメラ

そこで、撮影プランを変更。街をばかみたいに暴走している中年男を、刀を持った謎のガールズハンターが討伐するという、荒唐無稽なストーリーに発展していきました。

僕はゲームはやりませんが、大人たちもモンハンにはまっている人がたくさんいます。そんな日常を横目に、女の子が中年オヤジをハンティングする実写の物語をつくってやろうとワクワクしました。

いい年してアプリに魅せられ、映画をつくりたくなった僕自身を暴走中年という設定にし、意味は分からないが高額なバイト料金に惹かれてオヤジをハンティングするガールズハンターという構図が浮かび上がりました。

そうやって完成したのが処女作『暴中ハンター☆優』です。

残念ながら暴走オヤジは討伐されますが、いつまでも夢を引きずり社会の常識から半歩踏み出して生きている少年のようなオヤジは社会にいっぱいいるはずです。

そういう中年族にオマージュを捧げたくなり、僕はまた変な暴走中年が登場する続編の脚本を書き始めていました。

そんな自分をふっと顧みて、読書や映画・音楽鑑賞以外に夢中になれる自分の居場所を見つけていることに気づきました。

少年時代の憧れをよみがえらせ、いろんな出会いをつないでくれた170円のアプリに心から感謝しています。ちなみに現在はこのアプリは100円で機能もさらにアップしています。

theme : 写真ブログ
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プロフィール

kemurino

Author:kemurino
■けむりのまきたろう(♂)/年式:61式/居住地:軍艦が浮かぶ港町。自主映像チーム「煙野映画」代表。オリジナルショートムービー「暴中ハンター☆優」などをYouTubeで発表中。映画、本、音楽、麦酒が好物。instagramkemurino.films

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